これからのアパート経営と「PRIMA」を考える

資産価値のあるアパート建築とは?街づくりとしてのアパート建築とは?など、様々な観点から、これからの集合住宅のありかたについて、各方面の専門家の方々にお話をうかがいました。

FILE:002 プリマクラブ設立記念 トークセッション

株式会社サンタ通商 代表取締役 初田徹夫(写真左)
スターホーム株式会社 代表取締役 星 武司(写真右)

アパート建築の常識を覆す、次世代型集合住宅「プリマ」のフランチャイズシステム「プリマクラブ」発足を記念して、フランチャイズ本部の運営母体となるサンタ通商株式会社・初田社長と、「プリマ」開発元であるスターホーム株式会社・星社長のトークセッションを実施しました。

はじめにそれぞれの企業紹介を簡単にお願いします。

初田: 株式会社サンタ通商は1980年に輸入建材の販売からスタートし、1985年には輸入住宅のフランチャイズを立ち上げるなど、「輸入建築」と深く関わってきました。機能性だけでなく、個性もゆとりも大切にしたプラスαのある住空間を形にする為に本当に良いものだけを厳選し提供しています。

星: 先代の星工務店からスタートしたスターホーム株式会社は、「注文住宅」を地域のお客様に提供しています。輸入住宅から自然素材の健康住宅、環境住宅の設計~施工まで、ライフスタイルを提案する企業を目指しています。

「プリマ」誕生のストーリーについてお聞かせ下さい

星: ここ数年、建築業界は非常に厳しい状況が続いていますね。
特に工務店は、大手の価格競争には太刀打ちできず、苦戦を強いられています。 注文住宅の推移を見ても、「シンプルモダン」傾向が強くなることに比例してコストダウンありきの、規格化に近い「注文建築」が台頭しています。

そんな状況下で私が思ったことは、単に売れればいいものづくりではなく、「資産になる本物の建物づくりがしたい」ということでした。

初田: そういう意味で、「プリマ」は本物ですね。
住宅としての質も高いこと、そして輸入住宅という意味でももちろん。このレベルだったら、かなり確信的な人気を獲得すると感じています。

星: 本当にいいものが出来ました。
お客様と向き合う注文住宅を手掛けてきた我々から見て、大手メーカーのアパート建築の実態には驚くことばかりでした。「資産運用」という名の下に建てられたこれまでのアパートは、その費用に反比例して、入居者の快適性や生活環境の向上が考えられていないものがほとんどで、結果、経年と共に入居率が低下するという問題も抱えていました。

初田: 私が学生の頃、昭和40年代のアパートといったら、酔って帰って勢い良く部屋へ倒れこんだら、全館が停電してしまうような、そんな建物でしたよ。
そもそも日本での「アパート」という概念は、そんなところからスタートしていますね。「住環境」とか「住文化」からは、かなりかけ離れたところから始まって、今でこそ振動で「停電」する建物はないと思いますが、捉え方としてはそんなに変わってはいないのかもしれませんね。

星: それを覆す挑戦が「プリマ」でした。
そして「アパート」というキーワードには、もうひとつの思いがあります。
スターホームという会社の経営者として、社員が夢を持って働ける環境をつくりたいということです。
端的にいうと「社員ひとりひとりがプリマ(=資産)を所有できるようにする」つまり、福利厚生としてプリマを所有できる環境を整えたいということです。

次世代型アパートを「プリマクラブ」として広げることについて

星:
・本物を追求した「いいもの」を適正価格で提供し「工務店が喜ぶ」
・低価格高品質の仕様のアパート建築に「オーナが喜ぶ」
・環境に配慮した美しい建築に「近隣・地域が喜ぶ」
「売り手良し」「買い手良し」「世間良し」近江商人の三方良しに加えてプリマは
・これまでにない賃貸の居住空間に「入居者が喜ぶ」
・客付けしやすい物件に「不動産仲介会社が喜ぶ」
と、五方良しのビジネスだと感じています。

初田: だからこそ、フランチャイズシステムを慎重に、そして大切に広げて行きたいと考えています。「いいものはいい」というのは、まさに我が社の理念でもあって共感できるところですから、そういう思いを大切に守りながら広がるネットワークでなければいけません。

星: 建築業界、特に工務店業界はますます厳しい時代を迎えます。でも、本当の意味でこれからの時代に必要なのは「地域に根ざした工務店」です。 建てたら終わりの「点」の関係ではなく、暮らしの中で関わりあう「線」の関係、そして人生の愉しみを提案し共有できる「面」の関係へ進化することが求められていると思います。 そういうスピリットを持った人たちが、このプリマクラブを支えてくれたら、「五方良し」を全国へリレーすることが出来ると確信しています。

初田: 開発元としての星社長の思い、しっかりと受け止めています。 これまでもこれからも「プリマ」を通して、数々のストーリーが生まれることでしょう。その、ひとつひとつの物語を大切に紡いでいきたいと思います。