3.不動産投資のデメリット
低い流動性を認識する
不動産は動かすことができない資産です。当然、他の金融資産と比べ流動性が低い資産です。急に現金が必要になった時に換金したくても、預貯金や株券のようにすぐに現金化できません。不動産の売却には数ヶ月の期間を要します。売り急ぐと売却価格を低くして投売りすることになります。投資全般に言えることですが、不動産投資は特に余裕資金で始めることが大切です。
売却価格が低迷してしまうリスク
売却益を狙って不動産を購入しても、不動産は常に価格が下落するリスクがあります。あくまで将来的に収益がどれだけ見込めるかという点が不動産投資の考えの基本です。景気の回復に伴い不動産価格が上がると思われがちですが、需要と供給のバランスから考えて、バブル期のように不動産価値が急上昇することはありません。不動産投資に短期利益は期待できません。
老朽化や破損に伴うリスク
マンションなどの集合住宅の場合は建物の老朽化により大規模修繕が発生します。入居者から水周り等設備の故障のクレームがあった場合、オーナーが対応する必要があります。他の投資と違い、不動産投資にはそれを維持管理する費用が必要となりますので、予め準備しておくことが必要があります。
地震や火災の伴うリスク
不動産は地震、火災、天変地異によるリスクが常にあります。日本は地震国で、台風による土砂災害も多く、天災から逃れる術はありません。被害を最小限にとどめ、リスクを減少させるためには、火災保険や地震保険に入ることが必要です。また、物件の購入時には建物の耐震性能や、防火性能に注意する必要があります。中古物件を購入する場合、昭和55年の新耐震設計などの建築基準法の改正を基準に考えるのも良いでしょう。
空室リスク
賃貸物件には必ず空室になるリスクがあります。特に駅から遠い物件や、地方都市の物件を購入する場合、空室が発生する可能性が高いと考えられます。空室が増えれば、ローンの返済に手持ちの資金を充てることが必要となります。最近では、空室リスクを避けるために民間会社の家賃保証サービスを利用する人が増えています。












