【2025年最新版】<大阪府の賃貸家賃動向レポート>大阪万博後を見据えた現状と将来展望

関西エリアで賃貸物件をお持ちのオーナー様、そして土地活用をご検討中の地主様にとって、家賃相場の動向は経営戦略において重要な指標となります。
2025年は大阪・夢洲での大阪万博(EXPO 2025 OSAKA, KANSAI, JAPAN)が開催され、国内外からの注目が集まっています。万博は一時的な経済効果にとどまらず、今後の賃貸市場にも大きな影響を与える可能性があります。
本記事では、2025年時点の大阪府の賃貸市場の現状、万博開催・終了による影響、そして将来展望について整理し、オーナー様がこれから取るべき戦略を解説します。

大阪府の賃貸市場の現状(2025年最新)

現在、大阪府全体の家賃相場は緩やかな上昇基調を維持しています。
代表的なエリア別の家賃相場がどうなっているか見て見ましょう

● 大阪市中心部(梅田・難波・心斎橋):ワンルーム相場は 7.5万円前後。再開発エリアやインバウンド需要に支えられ、空室率は低水準。
● 北摂エリア(吹田市・豊中市など):3LDKは 11~12万円台で安定。子育て世帯や転勤ファミリー層から根強い需要。
府内郊外エリア全般:中心部に比べて家賃水準は抑えめだが、通勤・通学の利便性に支えられて安定。特に鉄道沿線は稼働率が高い。
● 東大阪市・八尾市エリア:ワンルーム 5.5万円前後、2LDKは 7.5万円前後。大学や工場地帯の需要により安定した稼働率。

このように、立地とターゲット層による賃料水準の二極化が鮮明になっています。

弊社が対応している東大阪市・八尾市といったベッドタウンは「家賃水準は手頃だが、需要は堅調」という強みを持ち、今後も安定した投資先として注目されています。

大阪万博が賃貸市場に与える影響

開催期間中(2025年4月〜10月)の影響

● 万博関連の建設需要・短期滞在需要が増え、短期賃貸・マンスリーマンションの稼働率上昇が見込まれます。
● 中心部や湾岸エリアのホテル需要が高まることで、民泊需要が一時的に増加。ただし規制の影響で長期的な家賃上昇には直結しません。

終了後の影響(2025年10月以降)

● 万博閉幕後は、短期的な賃貸需要が落ち着き、市内中心部の家賃は横ばい〜微減の可能性があります。
● 一方で、万博会場跡地(夢洲)やその周辺はIR(統合型リゾート)開発が控えており、中長期的には賃貸需要が拡大すると予測されます。
● 交通インフラ(地下鉄延伸・高速道路整備)の進展により、東大阪市や八尾市といった近郊エリアの利便性向上が期待されます。

オーナー様へのアドバイス

万博は「一時的な追い風」ではありますが、終了後は空室率上昇に注意が必要です。むしろオーナー様にとっては、万博後の都市開発と住環境改善による長期的な需要増を見据えた物件戦略が重要となります。

今後の家賃動向と将来展望

二極化の進展:高水準維持 vs 下落圧力

高水準維持が見込まれるエリア

●大阪市中心部・再開発エリアでは、賃貸需要が依然として強く、家賃上昇の余地も残っています。三井住友トラスト基礎研究所のマンション賃料インデックスによると、2025年Q2の大阪市全体賃料(連鎖型・総合)は 前年同期比+4.8ポイント 上昇しており、シングルタイプ・ファミリータイプともにプラス成長というデータがあります。

中でも大阪市中央区では、直近3年間で標準的な物件の賃料が 10.69% 上昇 しているというデータもあり、中心地の強さが際立ちます。また、大阪府全体でも、直近3年間で標準的マンションの賃料が 8.14% 上昇 しているという調査があります(初年度1.37%、2年目2.40%、3年目4.37%)。
→ これらは「中心部・人気エリアは高付加価値物件としての立ち位置が維持されやすい」傾向を裏付ける強い根拠です。

大阪府の賃料推移のグラフ

引用元:
・「レポート、市場動向/マンション賃料インデックス/三井住友トラスト基礎研究所」
https://newspicks.com/
・「大阪市中央区の賃貸マンションに関するデータ/住まいインデックス[LIFULL HOME’S]」
 https://lifullhomes-index.jp/info/areas/osaka-pref/osaka_chuo-city/rent/mansion/?utm_source=chatgpt.com
・「大阪府の住まいと暮らしやすさ/住まいインデックス/[LIFULL HOME’S]」
 https://lifullhomes-index.jp/info/areas/osaka-pref/?utm_source=chatgpt.com

下落圧力が強まりやすいエリア

一方、築年の古い物件が中心、立地が不利な物件群は競争力が劣るため、家賃下落・入居率低下圧力を受けやすくなります。特に築年数・設備が劣る物件と新しい・設備充実物件との家賃・入居率の差(=二極化)はさらに広がることが予想されます。

家賃上昇率 vs 築年数帯別空室率

築年数帯 平均年賃料上昇率 空室率傾向
0~10年 +5~8% 低水準(競争力高)
11~20年 +2~4% 中程度
20年以上 ±0~-3% 上昇傾向(空室リスク)

(※上記数値は仮定例。実際には物件・地域で変動します

オーナーが今取るべき出口戦略

守りの経営”から“再生と拡張”へ

大阪の賃貸市場は、2025年を境に確実に転換点を迎えようとしています。
家賃が上昇している一方で、築年数の古い物件や、設備・デザインの面で見劣りする物件は空室が長期化する傾向が顕著になっています。
つまり、これからの時代は「アパートを所有している」だけでは勝ち残れなることは確実です。
今、オーナーが考えるべきは、築古アパートをどう“再生”させて価値を高めるか、そしてどんな出口を描くかです。
次の章では、築古物件の再生方法についてお話します。


築古物件の再生で資産を守る

まず最初に取り組むべきは、築古物件の見直しです。
「リフォームで済ませるのか」「建て替えに踏み切るのか」──ここを明確に判断することが、将来の収益を大きく左右します。

近年、大阪府内でも築30年以上のアパートが増えています。これらの物件は、外観の老朽化だけでなく、断熱性や遮音性の基準が現代の入居者ニーズに合わないという点が問題です。
このギャップを埋めるには、「小手先の修繕」ではなく、リノベーションまたは建替えという再生投資が不可欠です。

リノベーションの場合は、コストを抑えつつデザイン性と機能性を高めることで家賃を維持。
一方、建替えの場合は、最新の防音・省エネ基準を満たすことで家賃アップ+長期安定経営が見込めます。

つまり、築古物件こそが「価値再生のチャンス」を秘めている時代なのです。

差別化商品で「選ばれる物件」を作る

次に重要なのが、他物件との差別化です。
単に新しい・綺麗というだけでは、入居者に選ばれない時代。
そこで注目されているのが、ターゲットを明確にしたコンセプト型賃貸です。

女性専用単身者向け/二人暮らし向けのヨーロピアンデザイン「PRIMA」

たとえば、株式会社GIFTが展開し、私達、株式会社シーキューブが大阪エリアで展開している「PRIMA(プリマ)」シリーズ。
単身者向けは女性専用として、防犯・セキュリティに配慮しつつ、海外の建物と思わせるお洒落な外観とナチュラルで上品な内装が特徴です。
入居者アンケートでは、「内装がホテルみたいで可愛い」「一人でも安心して暮らせる」「ロフトスペースがプライベートルームとして使えるのが最高」という声が多く、実際に入居率95%以上を維持する事例も出ています。
安全性とデザイン性、居住性を両立することで、周辺に新しい競合物件が出来ても家賃を下げずに競争力を確保できるのが大きな魅力です。

大阪府東大阪市で建てた女性専用単身者向けアパートのPRIMAの外観の画像
【東大阪市】プリマガーデン元町(女性専用単身者向け)2025年2月竣工
▼PRIMAについてもっと詳しく知りたい方はコチラ
https://www.prima-apartment.com/

ファミリー向け戸建賃貸「La storia」

もう一つの注目商品が、戸建賃貸「La storia(ラ・ストーリア)」。
こちらは、ファミリー層を中心に「子どもがいても気兼ねなく暮らせる」「庭付きで戸建感覚がうれしい」「収納スペースが他物件よりも多いのでとても助かっている」「デザインや内装がお洒落で気分よく住める」と人気を集めています。
集合住宅のような隣接ストレスが少なく、賃貸物件には類を見ないスキップフロアを採用し、床下収納庫と屋根裏部屋を追加し、3LDKなのに、実質5LDKとして使える間取りと駐車場付きで長期入居が期待できるのが特徴です。
人口が郊外へと分散しつつある今、「戸建ての賃貸住宅」という新しい選択肢は、次世代オーナー経営の有力な一手になるでしょう。

神奈川県横浜市森の台で建てたファミリー向け戸建て賃貸La storiaの外観の画像
【神奈川県横浜市】La storia森の台(ファミリー向け戸建て賃貸)2022年2月竣工
▼La storiaについてもっと詳しく知りたい方はコチラ
https://www.banks-home.com/la-storia/

このように、入居ターゲットの“明確化”と“専用設計こそが、今後の家賃競争に勝つための鍵となります。


まとめ:出口戦略とは「未来の選択肢を増やすこと」

出口戦略というと、売却や相続をイメージされる方も多いですが、
本質は物件の未来価値をどう設計するか”にあります。

築古を放置すれば、選ばれない資産に。
再生させれば、長期収益を生む「新しい柱」に。

いま動くか、後で動かされるか──
大阪の賃貸市場が変わり始めた今こそ、戦略的な再生の一歩を踏み出すタイミングです。

賃貸オーナー様・地主様へ:株式会社シーキューブからのご提案

大阪エリアのGIFTパートナー加盟工務店である株式会社シーキューブは、このような2025年以降の賃貸市場の動向を捉え、オーナー様・地主様のご要望を汲み入れて、長期的に安定した賃貸経営をサポートするための独自のソリューションをご提供しています。

オーナー自身で全てを完結させるのは現実的ではありません。
そこで重要になるのが、「地域に強いパートナー」との連携です。

「この土地で、どんな建物を建てれば入るのか?」
「リノベか建替え、どちらが得か?」

そんな現場感のある相談に、親身に寄り添っいますのでお気軽にお問い合わせください。
市場の最新動向を踏まえ、皆様の資産を最大限に活かす最適なアドバイスやプランをご提案させていただきます。

▼お問い合わせはコチラ
https://www.prima-apartment.com/osaka-c-cube/contact/

 


 

運営元:株式会社GIFT