プリマで3階建ては建築できる?

「プリマで3階建てが建てたい」というお声をいただくこともあるので、
今回はその回答をしていきたいと思います。

3階建てのプリマの写真

プリマでは3階建ては建てられません

3階建てのご希望も多くいただきますが、
プリマでは3階建てのご依頼は受けておりません。

プリマは全室ロフト付きのため、
2階建てでも10メートル制限ギリギリだから、という理由もありますが、

「建築費も高く、部屋数も多くなる計画」が必ずしも良いと考えていないので
3階建てのご提案はしておりません。

土地の最大活用が良いとは限らない?

部屋数が多いほうが事業計画上は良い数字になりますし、
建築会社の売上げも大きくなります。

ですが、アパート経営は30年40年後を見据えなければなりません。
これからの日本は人口の減少傾向で、空室率が高まっていきます。
そのような状況で闇雲に「部屋数を増やす」提案をすることは無責任であると私たちは考えています。

部屋数を増やすほど、空室リスクは高まります。
どのアパートも1階が空室になりやすいので、1階の差別化がとても重要です。
プリマは2階建て8部屋ですが、全室ロフトや採光など1階の入居率が下がらない工夫をしています。
一方で、特に工夫を施していない3階建て12部屋のアパートは、1階部分4室の空室率が上がります。

空室が増えるとオーナー様のご負担が増えるため、
私たちは「部屋数を増やす」よりも
「周囲物件との差別化を図って、空室リスクを防ぐ」ことを重要視しています。

建てる目的を考える

アパートを建てる目的のひとつに「相続税対策」があると思います。
2階建て8世帯のプリマより、3階建て12世帯の建物の方が圧倒的に建築費が高くなりますので、
相続税対策効果は高いです。

ですが、
相続税対策のために、3階建てのボリュームが必要なのかは税理士さんに確認の上で動くことをおすすめします。

建築の先には返済が待っていて、その返済の原資は入居者の家賃です。
空室が多いアパートは、引き継ぐご家族が返済に困ってしまいます。

相続税対策が重要なのか、
ご家族が喜ぶことが大切なのか目的を考えた方が良いでしょう。

ただ、オーナー様はアパート経営のプロではないので30年40年先を見据えるのは難しいでしょう。
だからこそ、プロである私たちが「息子さんやお孫さんの代が借金を返済できる。そして利益が生まれて、より豊かな暮らしができる」という将来を見据えて提案しなければいけないという責任があると考えています。

どのアパートでも差別化意識が重要

結論、プリマの仕様では実現できませんが、
何階建てでも「差別化」がきっちり行えていれば、問題ありません。

これからの高空室率時代では、人気の賃貸とそれ以外の格差が広がっていきます。
ですから、ぜひとも『入居者に選ばれる』人気の賃貸側になっていただきたいのです。

『入居者に選ばれるアパート』というのは、
・内見に来られた際に「ココに住みたい!」と思わせる
・入居後も「こんなに良い賃貸は他を探してもない!」と思わせる
この2点を実現できるアパートです。

実現できているアパートは、入居者が長く住んでくれるので空室が頻発することもありませんし、
転勤等の理由で空室になっても、すぐに入居者が決まります。

差別化賃貸「プリマ」を見てみませんか?

実際に差別化が実現できている賃貸がどのようなものか気になりませんか?

プリマでは、
・東京都
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(宮城県・熊本県にも設置予定)

ご希望の場所と日時とともにお申し込みくださいませ。

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永田 輝彦(ながた・てるひこ)

株式会社プリマ倶楽部 代表取締役。「プリマ」アパート建築を通じ、お客様のパートナーとして「ストーリーのある賃貸経営」をサポートすると共に、さらに“大人が目を輝かせていられる”事業の創造を目指している。