2020年のオリンピックに向けて日本中が盛り上がっていますが、五輪特需が後退し開催後の大不況を懸念している方もいるのではないでしょうか。
そこで今回はオリンピック開催後の東京における不動産価格について、考えてみたいと思います。
東京vsロンドンでは東京が有利。その観点で考えると……。
ロンドンは、過去の開催地の中でも直近の先進国です。そこでロンドンと東京を比較して、オリンピック開催後の不動産状況を検証してみます。
●面積:ロンドンは東京23区の約2倍
●人口密度:ロンドンは東京の約2分の1
●GDP:圧倒的に東京が高い
●労働人口:ロンドンは東京の3分の1
●高齢者人口:圧倒的に東京が多い
●住宅地:ほぼ同じ
●商業地:圧倒的に東京が多い
●マンション価格:ロンドンは東京の約3倍
このデータから読み取れるのは、不動産の条件は圧倒的に東京が有利だということです。
東京はロンドンと比較して、GDPが高く人口が多い。しかし、人口に対する住宅面積は圧倒的に少ないのです。
ロンドンのマンション価格は東京の3倍という高値ですが、オリンピック開催後、不動産市場への影響はなかったと政府が言っています。
この事実を見る限り、オリンピックが原因で不動産価格が急落することは考えにくいでしょう。
マイナスの話題も耳に入ってはきますが、私たちが思う以上に、日本の不動産価格の希少価値は高いのです。
期待を持ってオリンピックイヤーを迎えようではありませんか。
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