街を歩いていて、輸入住宅かな~と思うような家の窓に
飾りシャッターがついているのを見たことありませんか?
PRIMAも本場の建築様式に従って、飾り窓シャッターを設置しています。
今日は脇役だけどいないと寂しい意外と重要な飾り窓シャッターについてご紹介します。
※実際のPRIMAの画像です。
窓飾りシャッターとは
イギリスのジョージアンスタイルや、コロニアルスタイルの特徴のひとつが窓シャッターです。
この窓シャッターは日本ではほとんどが装飾用として使われていますが、アメリカではもともと雨戸のような役割を担っていました。
アメリカは自然災害のなかでハリケーンが多く、
強風によって飛ばされた物によって窓が割れるのを防ぐ必要があり、
シャッターが必要だったのです。
そのため、強度が求められたので
昔は頑丈な素材ということで鉄を使用していましたが、重量と錆による腐食がネックとなり木製に代わりました。
しかし、木製は紫外線と雨水で劣化するという大きなデメリットがあったため
現在のプラスチック樹脂製のシャッターが誕生しました。
PRIMAの窓飾りシャッターについて
PRIMAはアメリカのメーカーであるMid America社製の窓飾りシャッターを採用しています。
生産コストがかかるため、
シャッターを製造しているメーカーは2.3社しかなく、その中の最大手メーカーがMid America社です。
窓飾りシャッターの特徴
下の写真を見ると一見、ほとんどの方が木製だと思われるのではないでしょうか。
実はプラスチック製なんです。
木目の加工を施しているので木にペンキを塗ったような風合いです。
下の写真通りで、この木目加工が本当に木ですか?と言われるくらいに非常に精巧に出来ています。
アメリカはデザインやディテールには凄くこだわる傾向にありますが、このフェイクな木の質感のこだわりは個人的に色々見た中で、世界で一番だとか勝手に思っています。
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メリット
- ジョージアンスタイルを表現でき、より本場に近づいたデザインになる
- 色のパターンが多いので、カラーコーディネートが楽しめる
- 国産メーカーでは出せない本場らしい深みのある色合い
- メンテナンスフリー
プラスチックなので劣化による腐食の心配はいりません。
紫外線吸収剤も含ませているので、プラスチックの経年劣化に多く見られる伸縮による変形や割れを抑えられます。
製造工程時にプラスチックに塗料を混ぜて作製しているので、塗装がはげてくることもありません。
※多少の色褪せはあります。
デメリット
- 日差しが強いと色が変色する
プラスチックは熱、特に寒暖差によるプラスチック繊維の伸縮による劣化があります。先程書いたように、Mid America社製の窓シャッターは紫外線吸収剤を入れているので伸縮を抑制し劣化しにくくしていますが、色褪せが生じる場合があります。
私達は、この色褪せも味わいとして捉えています。
なぜなら、PRIMAではレンガも経年変化(美化)していくので、窓シャッターも一緒になって経年変化(美化)して全体的に趣がある建物として価値を高めることができるからです。
一方は経年変化(美化)してもう一方は不変なものが一緒に見えるのに違和感を感じるか?感じないか?だということです。
よくある質問
汚れが気になる場合はどうすればよいか
高圧洗浄や水で洗い流せば、汚れを落とすことができます。
落下の心配は?
ビスと接着剤で構造躯体に固定してありますので、落下の心配はほぼありません。
是非、一度、窓シャッターのあるPRIMAを実際に見て触れて感じてみませんか?
神奈川県横浜市と東京都世田谷区の2ヶ所にPRIMAのモデルルームがございます。
お申し込みはコチラ
https://www.prima-apartment.com/contact-modelroom/
永田 輝彦(ながた・てるひこ)
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