現状を把握して無理のない資産の将来設計を描くために【次世代オーナーのための資産運用~その2】

自己資金の貯め方で大切なのは、具体的な筋道を思い描くこと

不動産投資を始めたばかりの若いオーナーさんにとって、頭金をはじめ、どれだけの自己資金を用意すれば、どれくらいの規模・条件のアパートを購入できるか、すぐにイメージするのは難しいことでしょう。物件を購入することでどのような将来設計ができるのかなど、あらかじめ確実な筋道を立てておきたいものです。

前回の記事では、頭金1,000万円での自己資金を例に挙げてシミュレーションしましたが、もしかしたら現実的には500万円、あるいは2,000万円などの金額になるかもしれません。具体的な筋道として、頭金を貯めるにはどのような金融商品を選べばいいか、そして選択した金融商品をどのように運用していけばいいのかなどを積極的にイメージし、実践していくことが肝要ですね。

将来設計

早期リタイア生活も夢ではない? それぞれのペースで進められる資産運用

若い世代のオーナーさん達の特徴として、一から熱心に増やしていこうとする方と、親世代から資産を引き継いでマイペースに運用していこうとする方の、2タイプに大別できるでしょう。

昨今、米国のミレニアム世代を中心に、「FIRE(Financial Independence, Retire Early」という、早期リタイアのムーブメントが世界中で広まっています。文字通り、「早期退職して経済的自立をする」という意味ですが、老後を待たずに人生の早い段階から自由な生き方を選べるとして、若者の間で注目されるようになりました。日本でも、特に30代の間で増えているようです。

それは不動産でも可能で、若いうちに頭金を貯めて収益物件を購入し、2棟目、3棟目につなげて家賃収入で生活をするという将来設計は、決して夢物語ではありません。

ただし、「5,000万円あればいい」と満足する人もいれば、「1億円でゆとりのある暮らしを送りたい」といったように人によって求める暮らしに違いがありますから、それぞれの匙加減で調整しながら、資産運用を進めていけばいいのではないでしょうか。

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濵島成士郎

濵島成士郎

株式会社Wealth Lead 代表取締役。新日本証券(現みずほ証券)での30年に渡る証券マン人生の大半を資産運用に携わる。2017年みずほ証券を退職後、「投資の文化で人と社会を豊かに」することをミッションに2018年3月に創業。公益社団法人日本証券アナリスト協会認定シニア・プライベートバンカー。