まずはプロに聞け! 資産運用のゴールへの近道【次世代オーナーのための資産運用~その6】

プライベートバンカーとは?

今まで教育されてこなかった分、今の日本には、投資についてアドバイスを求めている人たちが多数いらっしゃると思います。そんなときに頼れるのが、「プライベートバンカー」という金融のプロ。

プライベートバンカーとは、富裕層個人を顧客として、お客さまの経済的な現状やお金に関する問題点を探り出し、しかるべき解決方法へと導くことが役割です。

金融商品による資産運用の知識だけでなく、保険や不動産、税金、資産を守るための信託、事業承継や後の世代に資産を残すための相続や贈与などの知識も兼ね備えておく必要があるため、金融にまつわるありとあらゆるノウハウが求められます。

一般的にはまだなじみのない専門職かもしれませんが、公益社団法人 日本証券アナリスト協会が認定する「プライベートバンカー資格」の保有者は一定の水準をクリアしていますので、参考になると思います。

デザイナーズアパート PRIMA

私がプライベートバンカーとして大切にしていること

私の判断基準は「お客さまにとってそのアドバイスは有益か」です。私は金融商品を販売しませんし、中立な立場で意見を述べる評論家でもありません。金融のプロとしてお客さまに寄り添い、「お客さまにとって有益なアドバイスをする」のが役割です。

例えば、お客さまにとって不要な商品を購入されようとしたり、品質の良くない商品や高額な手数料で損をしそうなときには、「これは買ってはいけません!」とはっきりと申し上げますし、経済や市場環境の変化に合わせて投資戦略やポートフォリオを見直すことによって、できるだけ良いリターンを得ていただけるようにしています。

アメリカでは安心して生活するために、「医者」「弁護士」に並ぶ相談相手として、お抱えの「ファイナンシャルプランナー」を持つのが当たり前になってきました。時代はますます変化していますから、日本でもそれがスタンダードになるのはもう時間の問題かもしれません。豊かで安定した将来を築くためにも金融リテラシーを養っていただき、必要とあらば何でもご相談ください。

 

下記、「株式会社WealthLead ウェルスリード」のYoutubeチャンネルでも、投資を始めたい方に役立つ情報をわかりやすく発信しています。ぜひご覧ください。
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濵島成士郎

株式会社Wealth Lead 代表取締役。新日本証券(現みずほ証券)での30年に渡る証券マン人生の大半を資産運用に携わる。2017年みずほ証券を退職後、「投資の文化で人と社会を豊かに」することをミッションに2018年3月に創業。公益社団法人日本証券アナリスト協会認定シニア・プライベートバンカー。