長く住んでもらうためのポイントは入居者との距離感にあり~成功大家さんの空室対策

空室対策における最後のサイクル、4ステップは「顧客化」です。
入居者様に顧客化すること、つまり長く住んでもらうためにはどうすればいいか。キーポイントとなるのは、距離感と継続した施策です。

今回は、入居者様との距離感についてお話しします。

プリマ入居者のイメージ

入居者とのゆる~い距離感が、顧客化の鍵

オーナー様と入居様の距離感は、近すぎると入居者様の負担になりますが、遠すぎると不安に繋がることもあり、非常に難しいものです。
そこでイメージしたいのが、「ゆる~い距離感」です。

実例として、私の知っている成功大家さんが実施している事例を、単身タイプとファミリータイプに分けてご紹介します。

●単身タイプ
「共有エリアの演出・活用」
・エントランスにアロマを置き、毎月香りを変えている。
・正月、桜、海の日、紅葉、クリスマスなど、月ごとの記念日や季節似合わせて、エントランスのディスプレーを変えている。
・エントランスに本棚を設置し、入居者様が興味を持つような、あるいは役立つような月刊雑誌を置いている。
・エントランスのコミニュティボード(お知らせ版)やエレベーターに、毎月季節感のある手紙を掲示している。
「交流会の実施」
・1年に1度、近所のレストランで入居者様と交流会を行う。
「プレゼント」
・クリスマスにサプライズプレゼントを配る。誕生日など、個々で変わる記念日だと、互いに負担を感じるので、すべての入居者様に一斉に行える、クリスマスに着眼した。

●ファミリータイプ
「共有エリアの演出・活用」
・共有部分の駐車場や庭を掃除している際、お子様連れの入居者様が通ると、必ずお子様の下の名前で呼ぶようにしている。
・自分の畑でとれた野菜をエントランスに置き、ほしい人に自由に持っていってもらう。
「交流会の実施」
・ 1年に1度、収穫祭と称して入居者様とBBQ交流会を行う。
・入居者様のお子さんたちに喜んでもらえるよう、敷地内で納涼大会を開催。
「プレゼント」
・2年目の更新のたびに、お米・クリーニング金券・クーラー交換など、家族向けのサプライズプレゼントをしている。

以上は、入居者様の滞在率の良いオーナー様が実施しているサービスです。それぞれのオーナー様が、手づくりの気配りを、ほどよい加減や頻度で行っていることがうかがえますよね。

さて、次回は最後のメソッド「ゴールデン顧客の活用法」です。賃貸経営の成功の法則に直結する「ゴールデン顧客」についても、詳しくお話しさせていただきます。

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石川 龍明

石川 龍明

「横濵快適住環境研究所」代表、不動産活用コンサルタント。賃貸経営で一番問題となる『空室対策』のプロフェッショナルとして、多くの地主・家主・資産家様の悩みや問題点を解決。全国でセミナーを開催するほか、リノベーションブランド『DRAGON VINTAGE』などのプロデュースを手がける。ニックネーム 龍(りゅう)さん。http://www.shin-chintai.com