空室対策4サイクルと10メソッドも、いよいよ大詰めです。
4サイクルのステップ3である「契約」、最後の項目メソッド8は入居審査のチェックポイントです。
ステップ1「集客」の空中戦で入居者予備軍を集客し、陸上戦でしっかりと内覧のプレゼンを行い、ステップ2で「見込み客フォロー」をします。
その後、さらに小冊子戦略などで関心を持ってもらい契約への動機付け、勇断に導き、入居審査の申込書をいただくというのが、ステップ3「契約」のプロセスです。
ここで重要なのは、入居審査です。
入居してくれるなら、誰でも良いというわけではありません。常識的なモラルはもちろん、現在の入居者様と上手く暮らしていただけそうな方を選ぶことが大事です。
優良な入居者様を獲得する15のポイント
私どもは入居審査のお申し込みをいただいたら、家主さんと共に15の項目をチェックします。
①年齢
②性別
③国籍
④現在の入居形態(同居者数)
⑤現在の住所(引っ越し前の住所)
⑥移転理由
⑦職業
⑧業種
⑨役職
⑩勤め先住所
⑪年収・月収
⑫契約書名義
⑬契約に関する保証人
⑭会社規模(従業員数・資本金等)
⑮入居申込月
すべて大切な項目ですが、特に以下の4項目はとくに重要です。
⑥移転理由
⑪年収・月収
⑬契約に関する保証人
⑮入居申込月
入居申し込みの通知が届いたら再度チェックしていただきたい内容です。
この4点をしっかり把握し判断することで、現在の入居者様や入居後のオーナー様とのトラブルを回避することができるのです。
記事に関するご質問、賃貸住宅経営のご相談などございましたら、下記フォームより満室カフェまでお気軽にお問い合わせください。
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石川 龍明
「横濵快適住環境研究所」代表、不動産活用コンサルタント。賃貸経営で一番問題となる『空室対策』のプロフェッショナルとして、多くの地主・家主・資産家様の悩みや問題点を解決。全国でセミナーを開催するほか、リノベーションブランド『DRAGON VINTAGE』などのプロデュースを手がける。ニックネーム 龍(りゅう)さん。http://www.shin-chintai.com
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