小冊子はアパートの魅力をアピールする重要なツール
なぜ小冊子をつくるのか。それは自分のアパートのこと、魅力(差別性)をよく知ってもらうためのツールとなるからです。
スマートホンや家電を買う時に、パンフレットがあったら良いなと思いませんか? カタログや取扱説明書もインターネットでダウンロードできる時代ですが、見たい時に手元にあると、それはそれで便利ですよね。
アパートは内覧したからといって、契約に直結するわけではありません。検討する時間も必要ですし、以前もご説明したように近親者に相談する人がほとんどですから、その時間も必要になります。
インターネットで検索した情報をもとにアパートを内覧した後、すぐにわかりやすい小冊子をプレゼントしてくれたら情報整理もしやすいですし、嬉しいですよね。家族や友達に相談する時も便利です。
小冊子をつくる際には、アパートの「見どころポイント」を5つくらい考えましょう。
5つのポイント+「住み方の提案」で差別化を
「あなたのアパートは他の物件と何が違うの?」と聞かれた時に答えられる、5つのポイントを用意してください。
これが差別化の始まりです。
PRIMAに例えると次のようになります。
① 女性に安心安全のセキュリティシステム
② 洗練された女性好みのヨーロピアンデザイン
③ 他にない住空間となる3.6mの天井高
④ 他に類のない収納スペースの多さ
⑤ ロフトという自分のためのフリースペース
ポイントの次は「住み方の提案」です。
わかりやすいように興味を持ってもらえる設備機器などの写真を用意し、冊子のレイアウトを考えます。
物件を見た帰りにアパートの小冊子を見て、もう一度ワクワクしてもらいたいですよね。そのためにも重要な「住み方の提案」です。
次回は、この「住み方の提案」について深掘りしてみましょう。
「満室カフェ」では、各分野の専門家(税理士・不動産鑑定士・弁護士・ファイナンシャルプランナー・不動産コンサルタントなど)が、賃貸物件オーナー様のお悩みや不安を解決する、「満室経営」実現のための情報のご提供を行っております。
記事に関するご質問、賃貸住宅経営のご相談などございましたら、下記フォームより満室カフェまでお気軽にお問い合わせください。
石川 龍明
最新記事 by 石川 龍明 (全て見る)
- 賃貸経営で知っておきたい、長期修繕計画 - 2022.12.20
- アパート経営で知っておきたい、コロナ後の賃貸の動き - 2022.12.06
- 賃貸経営で知っておきたい、3点ユニットをリノベするアイデア - 2022.11.21